私立左月ヶ丘高等学校 3年Cクラスにて。
いつかどこか、道の傍らに咲いたその花を見つけた貴方が
きっと思い出す 短い季節の話。
「咲き揃いの左月高にて」
全122頁 発行部数120部
2018年10月6日7日8日
名古屋造形大学芸術祭にて
価格800円で販売開始
鴇太・櫻野こえ・黒木ああ書き下ろしブロマイド封入
以後順次通販サービスBOOTH内「左心房社書店」にて
価格900円(送料別)での販売予定
漫画7篇のあらすじ
すべてが魔法になる / シイザクヤ
全24ページ。
4月、三鷹望は教室で頭を抱えていた。
学園の王子的存在である彼女を何が悩ますのか…。
そしてそこにやってきたのは誰かの“願い”を叶えるべく活動する
ふたりのおたすけヒロイン…!?
有限の時間、青い春。
それは焦りや不安さえ、何もかもを魔法のように一層輝かせる。
35.4℃ / 黒木ああ
全27ページ。
6月、明是聡は教育実習生として訪れた3年Cクラスにて欠席の特に目立つ留年生徒、照井滄波と出会いその影を知る。
抱いた夢と、友とのすれ違いと、支えきれず鳴り軋む音。
「堕落した自分」と周囲の間に壁を作る彼を
“特別授業”を通じて解こうと、足掻きつたう。
あおに白南風 / 鴇太
全12ページ。
7月、花岡そよと竹沢樹、太陽の匂いたつ閑静な校舎にて
強いコントラストで浮き上がる陰にはふたりの囁き声が染み入っていく。
乾いた風は梅雨を洗い次の季節を、夏を連れてくる。
溺レル / おこめ
全4ページ。
9月、ととくんは恋人のひののちゃんの為にがんばる。
そして、ひののちゃんは大好きなととくんが居ればいい。
微笑むカレンデュラ / 野々原まほろ
全11ページ。
9月、佐々木吉乃は「親友」として支倉まゆみの爪を塗り、想う。
黄の花が、別れを告げながらひとりでに枯れてゆく。
ボーイ♂コンプレックス / 櫻野こえ
全26ページ。
12月、比平良里帆は実家が営むオムライス屋に新たなアルバイトとしてやってきた“髪ボサボサ”“いつも寝てる”クラスメイト、伊涼捷吾を前にたじろぐ。
里帆には過去に投げかけられた男子の何気ない一言から、男子に対する苦手意識があった。
しかしそんな、一見何を考えているのかわからない伊涼には愛してやまない
“或るモノ”が…。
“或るモノ”に対する一途な愛とその姿勢に里帆は…?
プロローグ・幕間・とめむとめじは花の随に / 水溜あいまい子
全2ページ・1ページ・7ページ。
4月から3月へ。
春から春へ。
一巡する季節の、春の度に
沢渡由悟は想っていく。
映像
咲き揃いの左月高にて
動画 撮影・編集
こな子
音楽
「咲き揃いの左月高にて」「A Portrait of Sekai」
/伊吹悠